黒子の黒い腹のうち

ひいた男、ムカつく女。

超鈍感セクハラ男【番外編1】K氏、残業の考え方がバカ。

kuroikuroko.hatenablog.com

 

ちょっと元指揮命令者のK氏の話。

 

 

これはK氏というよりこの会社がというべきだろう。

もちろんT氏も同じ認識でいる。

 

忙し過ぎて残業が当たり前のため麻痺しているのだと思う。

 

後々T氏にも絡んでくる話なのでここで挟んでおく。

 

 

 

ある時、私・K氏・T氏のスケジュール表を作ったからそれを見て作業するようにとK氏から指示があった。

 

データを開いてみるとスケジュールの時間枠が、

 

午前

午後

夜間

 

となっていた。

 

夜間・・・?

 

そして1週間先まで作業振りがされており、すべて「夜間」まで作業が記載されていた。

 

 

 

 

歯。

 

夜間て要するに残業だろ?

 

何でスケジューリングされてんだ。

 

私の定時は18時なんですけど。

 

 

これはK氏が悪い。

 

以前K氏に残業についてどの程度可能かを聞かれた際に、

「うちの派遣会社は月45時間まで可能」

と答えた。

 

さらに

「どうしても45時間では足りない場合は、年に6回までは1ヶ月70時間に延長できる」

と付け加えた。

 

三六協定ってやつだ。

 

 

だがこれについてK氏は素晴らしい勘違いをした。

 

私の契約期間はその時点で残り6ヶ月あった。

 

つまり「6回(6ヶ月)全部70時間残業できる」と考えたのだ。

 

そこでK氏は、実働20日/月で70時間を日割りし「1日3〜4時間残業させられる」と割り出したのだ。

 

なぜこの考えがわかったかというと、ある日20時少し前に作業が終わり、タイムカードもちょうどよく切れるなと思っていたところ、

 

「中途半端な時間に終わっちゃったな・・どうしよう」とK氏に言われたのだ。

 

「・・・? ちょうどよく20時じゃないですか」と言うと、

 

「いや22時まで。時間あるなと思って。何させようかな」と言われたのだ。

 

この時意味がわかり、とても腹が立った。

 

毎日とにかく22時まで残業させるつもりなのだ。

 

 

残業の考え方が違うだろ。

 

仕事というのはあくまで定時内に終わらせるもので、定時内でスケジューリングするものだ。

 

それでも間に合わなそうな場合に初めて残業という手段がある。

 

70時間に延長の話はさらにその後の最終手段なのだ。

 

あらかじめ70時間使っていいのではない。

 

それは定時を無視している。

 

 

というかK氏は特に派遣をリース品扱いしている。

 

期限付きで借りたものは目一杯元を取ってやろうと思っているのだ。

 

 

ひとまず1週間は何も言わず作業したが、翌週も「夜間」まで作業振りがあったため、流石に派遣元の営業に相談した。

 

「残業ってそういうもんですか」って。

 

これを聞いた営業は怒った。

 

「残業はそういうものじゃない」

 

そしてK氏に注意を入れてくれた。

 

この営業、女性の方だが結構ビシッとはっきり言ってくれるのである。

 

営業から、

「仕事はあくまで定時内に。必要があれば黒井も残業対応します。月残業45時間は、ここまで目一杯使用していいよという時間ではなく、あくまで必要があれば、その時間内であれば仕事延長してもいいですよという時間です。70時間は更に最終手段です。」

などと説明を受けたK氏はというと、

 

「そういえば最近黒井さんには20時まで残ってもらってますね」

 

 

 

 

 

 

 

 

22時だろうが。デリカシーなし男め。