黒子の黒い腹のうち

ひいた男、ムカつく女。

超鈍感セクハラ男(6)「今度ご馳走しますよ」

kuroikuroko.hatenablog.com

 

翌日。

 

残業後の帰り、いつものように会社を出てすぐT氏からメールが届いた。

 

「派遣元の営業さんから聞きました。残念ですが次の仕事でもがんばってください。」

 

んだから就業中に言え!!

 

退社後にわざわざ連絡してくるな。

 

 

なんのことかと言うと契約更新の話だ。

 

私は延長の話を断った。

これ以上こいつと1対1の仕事はイヤだ。

 

それを派遣会社の営業に聞いたという緊急性のない全くもって不要な連絡。

 

「ありがとうございます」と返すと、

 

「いい仕事がうまく見つからなかったら、4月からも来てもらっていいですよ(笑)」と返ってきた。

 

うっざ。

あんたが嫌で更新しないんですけど。

 

「頑張って就活します」と返した。

 

 

すると、

 「いつもがんばってくれて助かっているので、今度ご馳走しますよ」

 

 

 

 

 

 

キタキタ。

”仕事がんばってるから”という口実。

 

ついに下心出してきたな。

 

おそらく私が契約更新しないことが分かり、あまり時間がないと焦ったのだろう。

 

誰が行くかバカ。

 

「とんでもないです。褒美をもらうことではないのでお気持ちだけ。終了までよろしくお願いします」と返した。

 

これで終われると思ったが。

 

「そうですかー。会社の飲み会だと派遣の方は無料ですが、黒井さんは参加しないので損しちゃってないかなと思うんですよね」

 

変な言い訳が返ってきた。

 

あくまで"食事に誘ったのは感謝の気持ちと労いだ"と言いたいのだろう。

 

つーかこの会社失礼過ぎてキライだから飲み会参加しないんだけど。

 

だいたい短期契約で仲良しこよしするつもりはないんだけど。

 

更に 

「4月頭にあるだろうお疲れ様会には来ますか?」 

ときた。

 

3月末で辞めるのに行くわけねーだろ。

 

「会社辞めてるので行かないですね」と返すと、

 

「そうですよね、どれくらい参加者いるのか不明です」と返ってきた。

 

 

どうでもいいわ。

 

この時点で結構な雑談に付き合ってしまったが、これ以上は返信をやめた。

 

 

つづく